MTGのドラフト戦とはどういうゲーム形式か|参加方法とやり方を解説

MTGのドラフト戦とはどういうゲーム形式か 基礎知識

「パックを開けながら、その場でデッキを作って対戦する」──初めてその説明を聞いて「それってどういうこと?」と思った人は多いはずです。MTGのドラフト戦(ブースタードラフト)は、参加者全員が同じパックを1枚ずつ選んで回し合い、手元に集まったカードだけで即席のデッキを組んで対戦するゲーム形式です。この記事では、ドラフト戦の仕組み・デッキの作り方・シールドとの違いを初心者向けに整理します。

ドラフト戦の基本的な流れ

ドラフト戦は通常6〜8人で行われます。日本の店舗イベントでも「ウィークリードラフト」や新セットのプレリリースイベントとして定期的に開催されており、構築済みデッキを持っていなくても当日参加できる形式として知られています。

ピックと回転の手順

全員が同じ種類のパックを1パック開け、「1枚選んで残りを回す」という操作をパックが空になるまで繰り返します。これを3パック分行うことで、1人あたり計45枚のカードが手元に集まります。

  1. 全員が同時にパックを1つ開ける
  2. その中から1枚を選んで手元に取る(ピック)
  3. 残りのカードを隣の人に回す(第1・3パックは左回り、第2パックは右回りが一般的)
  4. 回ってきたカードの束から再び1枚をピック、また回す
  5. パックが空になったら次のパックへ進む

ここで重要なのは、「何を取るか」だけでなく「何を取らせないか」という読み合いが生まれる点です。強力なカードを他の参加者に渡したくない場合、自分では使わない色のカードをピックすることもあります(これを「ヘイトピック」と呼びます)。

デッキ構築のルール

ピックが終わったら、集めた45枚の中から最低40枚のデッキを組みます。

ドラフトデッキ構築のポイント

  • デッキ枚数:最低40枚(構築フォーマットの60枚より少ない)
  • 基本土地:会場から無制限に借りて使える(パックからピックする必要なし)
  • 使用できるのは自分がピックしたカードと基本土地のみ
  • 使わないカードはサイドボード(試合後の入れ替え用)に回せる

色の絞り方が鍵になります。2色以内でまとめるとデッキが安定しやすいとされており、初めてのドラフトでも「何色でいくか早めに決める」ことが攻略の糸口になります。

ドラフト戦とシールド戦の違い

どちらも「その場でパックを開けてデッキを作るフォーマット」という共通点があり、まとめて「リミテッドフォーマット」と呼ばれます。しかし仕組みは異なります。

ドラフト戦 シールド戦
使用パック数 3パック(全員で共有して回す) 6パック(1人で使いきり)
カードの選び方 1枚ずつ選んで隣に回す 開けたカードを全て自分が使う
他プレイヤーとの駆け引き あり(何を取ったか読み合う) なし
1人あたりのカード枚数 約45枚 約84枚(6パック分)

ドラフトは「参加者間の読み合いを楽しむ形式」、シールドは「運と構築力を楽しむ形式」と理解しておくと、イベント選びの参考になります。MTGのフォーマット一覧と各形式の違いも合わせて参考にしてください。

ドラフト戦に参加するメリット

  • 事前にデッキを用意しなくても参加できる(構築費用が不要)
  • 同じ条件からスタートするため、カード資産の差が出にくい
  • パックの組み合わせ次第で毎回展開が変わるため、何度参加しても新鮮
  • 終了後はピックしたカードを持ち帰ることができる(多くの場合)

特に新しいセットが発売される直後に「プレリリース」という形でドラフト形式のイベントが各地の店舗で開催されることが多く、このタイミングが初参加のチャンスとして知られています。

ドラフトの実際のイベントで気をつけること

店舗のドラフトイベントに初参加する場合、事前に確認しておくと安心なポイントがあります。

参加前の確認ポイント

  • 参加費とパック代が別か込みかをチェックする
  • 使用するセット(パックの種類)を確認する
  • サプライ(スリーブ・ダメカン・コインなど)を持参するか確認する
  • ドラフト後のカードの扱い(持ち帰り可否)をルールで確認する

大会会場でよく見かけるのは、最初のピックで「強そうなカード」を選ぼうとして色が散ってしまい、40枚のデッキがまとまらなくなるケースです。初参加では「2色以内で収まりそうなカードを優先」という指針を意識するだけで、デッキ構築がスムーズになります。

よくある質問

ドラフト戦はMTG初心者でも参加できますか?

MTGの基本ターン進行とカードの種類(インスタント・ソーサリー・クリーチャーなど)を把握していれば参加できます。特定のデッキ知識や高額カードの収集は必要ないため、初心者が初めてのイベントとして参加することも珍しくありません。不安な場合は店員に「初めてです」と声をかけてみましょう。

パックは何を持参すればいいですか?

多くの場合、パック代は参加費に含まれているか当日会場で購入できます。スリーブやダメカンなどのサプライを持参すると便利ですが、なくても参加できる会場もあります。事前に開催店舗に確認するのが確実です。

ドラフトと「プレリリース」は何が違いますか?

プレリリースはMTGの新セット発売前後に開催される特別イベントで、主にシールド形式で行われることが多く、ドラフト形式で行われる場合もあります。どちらも「その場でデッキを作る」という点では同じですが、プレリリースは発売直後の新カードを最初に体験できる機会として位置づけられています。最新のイベント形式は公式サイトでご確認ください。

本記事は株式会社ポケモン等の権利元とは無関係の個人運営サイトによる情報提供です。最新のルール・公式情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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