週末の大会に向けてようやくデッキが形になった——そのタイミングで、対戦相手や店員さんから「そういえば来月から改定だよ」と言われた経験はありませんか。慌ててスマホで調べてみたものの、「発表はいつなのか」「いつから使えなくなるのか」「今日の大会はどちらのリストなのか」が頭の中で混ざってしまい、結局よく分からないまま帰った人も多いはずです。2026年9月の遊戯王OCGは、まさにその改定シーズンに入っています。
10月1日適用のリミットレギュレーションは9月20日21時に公開予定
公式からの告知によると、2026年10月1日(木)から適用されるリミットレギュレーション(禁止・制限・準制限カード)は、2026年9月20日の21時に公開される予定とされています。この告知は9月11日に公式のSNSアカウントから出されたもので、公開の場は遊戯王の公式サイトおよび公式SNSです。
つまり、この記事を読んでいる9月中旬の時点ではまだ新しいリストは公開されておらず、大会で有効なのは2026年7月1日から適用されている現行のリストということになります。「もう発表された」という噂を見かけても、公式ページに掲載されるまでは確定情報として扱わないほうが安全です。
では、なぜ公開日と適用日のあいだに10日以上の間隔が空いているのでしょうか。ここが一番誤解されやすいところなので、次で整理します。
「公開日」と「適用日」は別物──10日間の猶予がある理由
リミットレギュレーションには必ず「公開(発表)される日」と「実際に適用される日」の2つの日付があります。今回で言えば公開が9月20日、適用が10月1日です。この差が用意されているのは、プレイヤーと店舗の双方に準備の時間が必要だからだと考えられます。
- プレイヤー側:減らされた枠を埋めるカードを探し、実際に回して調整する時間が要る
- 店舗・大会運営側:どの日程からどちらのリストで開催するかを告知し、参加者に周知する時間が要る
- 市場側:カードの流通が落ち着くまでの時間が生まれる(価格の動きは変動が大きいため、あくまで目安として捉えてください)
重要なのは、9月20日にリストが公開されても、9月30日までの大会は従来どおり7月1日適用のリストで行われるという点です。「発表された瞬間から禁止カードは使えない」と思い込んでいる人は意外に多いのですが、実際は逆で、適用日の前日までは今までどおり使えます。もちろん大会ごとに個別の案内が出る場合もあるため、参加予定のイベントの告知は必ず確認しておきましょう。
ちなみに今回の猶予期間中にあたる2026年9月26日には、原作デザインの新仕様カードを収録した『遊☆戯☆王 ORIGINAL ARTWORK COLLECTION』の発売も予定されています。新商品のカードを組み込む作業と改定後の構築の見直しが重なる時期になるため、例年よりやることが多いと感じる人もいるかもしれません。MANGA-STYLEカードの3枚ルールのように、収録カードの扱いそのものが構築枚数に関わる場合もあるので、こちらも合わせて押さえておくと安心です。
禁止・制限・準制限は何が違うのか
改定の内容を読むときの前提として、3つの区分の意味を押さえておくと理解が速くなります。枚数の数え方はメインデッキ・サイドデッキ・エクストラデッキの合計で判定される点が共通しています。
| 区分 | 入れられる枚数 | 数え方の注意 |
|---|---|---|
| 禁止カード | 0枚 | 公式大会では構築に使用できない |
| 制限カード | 1枚まで | メイン・サイド・エクストラの合計で1枚 |
| 準制限カード | 2枚まで | 同じく3つのデッキの合計で2枚 |
| 記載なし(無制限) | 3枚まで | 通常の同名カード上限と同じ |
ここで見落としがちなのが、サイドデッキに入れている分も枚数に含まれることです。メインに1枚、サイドに1枚で計2枚入れていたカードが制限になると、どちらかを抜く必要が出てきます。サイドデッキの使い方やデッキ枚数のルールを合わせて確認しておくと、改定後の入れ替え作業がスムーズになります。区分そのものの成り立ちについては、禁止・制限・準制限とは何かの記事で基礎から整理しています。
公開から適用までの10日間にやっておきたい5ステップ
ここまで分かればあと一歩です。9月20日にリストが出てから10月1日までの間に、実際に何をすればよいのかを具体的な手順に落とし込んでみます。
- 1. リストを最初から最後まで読む:新しく規制されたカードだけを見て終わりにせず、制限から準制限へ、準制限から無制限へと緩和された欄まで目を通す
- 2. 自分のデッキリストと突き合わせる:メイン・サイド・エクストラを分けて書き出し、該当カードに印をつける
- 3. 減った枠の代役を決める:1枚減ったぶんを同じ役割のカードで埋めるのか、別の動きに切り替えるのかを先に方針として決める
- 4. 10月1日をまたぐ大会日程を確認する:9月末の大会と10月頭の大会でデッキが変わるなら、2種類の構築を用意しておく
- 5. デジタル版と混同しない:マスターデュエルなど別サービスの禁止制限は独立して更新されるため、OCGのリストとは切り離して考える
改定シーズンによくある3つの誤解
改定の時期は情報が一気に流れるため、事実とは少しずれた話も広まりやすくなります。特に次の3つは毎回のように見かけるものです。
- 「発表と同時に使えなくなる」:実際には適用日からです。9月20日〜30日の大会では現行リストが有効とされています
- 「禁止になったら二度と戻らない」:過去には禁止から制限・準制限へ戻った例もあり、一方通行とは限らないと言われています
- 「海外版も同じリスト」:日本版(OCG)と海外版(TCG)は別々のリストで運用されています
3つ目については、OCGとTCGの違いを読むと、なぜリストが分かれているのかが分かりやすくなります。海外の大会結果を見て「このカードは規制されたはず」と思っても、日本のリストでは現役ということは珍しくありません。
よくある質問
改定は年に何回あるのですか
近年は1月・4月・7月・10月の年4回を目安に更新されてきたと言われています。ただし回数やタイミングが常に固定されているとは限らないため、最新の予定は公式サイトでご確認ください。
公開時刻にリストを見られない場合はどうすればよいですか
公開後は公式サイトのリミットレギュレーション一覧ページに掲載され、過去の適用リストも日付ごとに残る形になっています。リアルタイムで追えなくても、後から落ち着いて確認できます。
改定の前日と当日で大会のルールは変わりますか
原則として、その大会が開催される日に有効なリストが適用されます。9月30日の大会と10月1日の大会では基準が変わる可能性があるため、イベントの案内を事前に読んでおくと安心です。
まとめ:覚えるのは「公開9月20日・適用10月1日」の2つだけ
細かい内容は公開されてから確認すれば十分です。今の段階で押さえておくべきなのは、9月20日21時に内容が分かり、10月1日から実際に適用されるという2つの日付と、その間の10日間はまだ現行リストで遊べるという事実だけです。この順番さえ頭に入っていれば、当日に情報が流れてきても落ち着いて自分のデッキと照らし合わせられます。
本記事は株式会社ポケモン等の権利元とは無関係の個人運営サイトによる情報提供です。最新のルール・公式情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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