対戦相手の場にプレインズウォーカーが出たとき、「これって攻撃できるの?」と迷ったことはありませんか。クリーチャーを攻撃先として指定するのと同じ感覚で動いていいのか、ルールがよく分からないまま相手の忠誠度だけが上がり続けてしまった——そんな経験をした初心者も少なくないはずです。
本記事では、プレインズウォーカーへの戦闘ダメージのルール・忠誠度カウンターとの関係・呪文での削り方を整理します。ここまで読めば「攻撃して忠誠度を削る」という動きを自信を持って実行できるようになります。
プレインズウォーカーは攻撃対象にできる
攻撃宣言ステップで、攻撃するクリーチャーごとに「誰に攻撃するか」を決めます。このとき選べる攻撃先は「相手プレイヤー」だけではありません。相手がコントロールするプレインズウォーカーも攻撃対象に指定できます。
攻撃先はクリーチャー単位で選ぶため、同じターンに別のクリーチャーで相手プレイヤーを攻撃しながら、もう一体でプレインズウォーカーを攻撃することも可能です。どのクリーチャーをどこへ向けるかは、攻撃宣言のタイミングでまとめて決める必要があります。
なお、以前のルールでは「プレイヤーへのダメージをプレインズウォーカーにリダイレクトする」という処理でしたが、2019年のルール改正以降は「直接攻撃先として指定できる」仕様に変わっています。現在のルールではシンプルに「攻撃対象に選べる」と理解しておけば問題ありません。
戦闘ダメージで忠誠度カウンターが減る
プレインズウォーカーに戦闘ダメージが通った場合、そのダメージ量と同じ数だけ忠誠度カウンターが取り除かれます。たとえばパワー3のクリーチャーがブロックされずに戦闘ダメージを与えると、忠誠度カウンターが3個減ります。
忠誠度カウンターが0以下になると、状況起因処理によってそのプレインズウォーカーは墓地に置かれます。ヒットポイントではなくカウンター枚数で表された「耐久力」のようなもの、とイメージすると分かりやすいでしょう。
- ブロッカーが攻撃クリーチャーを止めた場合、ダメージはプレインズウォーカーに届かずブロッカーに与えられる
- トランプルを持つクリーチャーは、ブロッカーを倒した後の余剰ダメージをプレインズウォーカーに与えられる
- ブロッカーがいない場合は戦闘ダメージがそのままプレインズウォーカーに通る
- 忠誠度カウンターがターン終了時に回復することはない(削られた分は次のターンも引き継がれる)
呪文や能力でもダメージを与えられる
戦闘以外でも、呪文や能力によってプレインズウォーカーの忠誠度を削ることができます。「クリーチャーかプレイヤーかプレインズウォーカー1体を対象とする」という書き方のカードがある場合、プレインズウォーカーも対象に選んでダメージを与えられます。
代表的な例として「稲妻(Lightning Bolt)」のような火力呪文が挙げられます。稲妻はプレイヤーにもプレインズウォーカーにも3点ダメージを与えられるため、手軽に忠誠度を削る手段として長くMTGで活用されてきました(適用可否は最新のカードテキストと公式ルールに従ってください)。
一方で「クリーチャーを対象とする」という書き方の呪文はプレインズウォーカーには使えないため、テキストの読み方が重要です。「プレイヤーかプレインズウォーカー」という記載があるかどうかを確認する習慣を持っておきましょう。
スタックとダメージの処理順序については、MTGのスタック(優先権)とは何かで詳しく解説しています。スタック上の処理に疑問がある方はあわせて確認してみてください。
プレインズウォーカーを守る方法
自分のプレインズウォーカーを守るには、自分のクリーチャーでブロックするのが基本です。防御プレイヤーはブロック宣言ステップで、相手クリーチャーに対してブロッカーを指定できます。プレインズウォーカー自身がブロック側に回ることはありません。
また、相手の攻撃に対して瞬速持ちのクリーチャーや除去呪文を当てて迎え撃つ戦術も有効です。インスタントや瞬速カードのタイミング感覚を身につけておくと、プレインズウォーカーを守る選択肢が大きく広がります。MTGのインスタントとソーサリーの違いもあわせて読んでおくと、対応タイミングのイメージがつかみやすくなります。
忠誠度能力との関係
プレインズウォーカーは自分のメインフェイズに忠誠度能力を1回起動できますが、戦闘ダメージによって忠誠度が削られると、使える能力の選択肢が変わってきます。多くのプレインズウォーカーは忠誠度が低くなると奥義(大きな−能力)が使えなくなるため、積極的に攻撃して忠誠度を削り続けることが戦術として有効です。
プレインズウォーカーが戦闘ダメージを受けた後、そのターンの残りで相手が能力を起動しようとする場合は通常のメインフェイズのタイミングになります。戦闘フェイズ中にダメージを受けた後で即座に能力が飛んでくる、という状況は通常のターン進行では起きません。
プレインズウォーカーカード全般の仕組みについては、MTGのプレインズウォーカーカードとは何かで整理していますので、基礎から確認したい方はこちらもご覧ください。
よくある質問
プレインズウォーカーへの攻撃と通常のプレイヤーへの攻撃は何が違いますか?
攻撃宣言の流れ自体は同じですが、攻撃先として「プレインズウォーカー」を指定する点が異なります。与えた戦闘ダメージは忠誠度カウンターを取り除く形で適用され、カウンターが0以下になるとそのプレインズウォーカーは墓地に置かれます。
複数のプレインズウォーカーが場にいる場合、一度に全部攻撃できますか?
クリーチャー1体につき攻撃先は1か所(プレイヤー1人またはプレインズウォーカー1体)に限られます。ただし、複数のクリーチャーがそれぞれ別のプレインズウォーカーを攻撃することは可能です。
トランプルのないクリーチャーでプレインズウォーカーを攻撃してブロックされた場合、どうなりますか?
トランプルがない場合、戦闘ダメージはブロッカーに与えられます。ブロッカーへのダメージがブロッカーのタフネスを超えても、余剰ダメージはプレインズウォーカーには届きません。
本記事は株式会社ポケモン等の権利元とは無関係の個人運営サイトによる情報提供です。最新のルール・公式情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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