ポケモンカードを遊び始めて最初の壁の一つが「デッキ作り」です。「60枚ちょうど入れないといけないのは知っているけど、何を何枚入れればいいのかわからない」——そう感じる人は多いはずです。実際、初めてデッキを作ろうとした多くの人が、いざカードを並べてみると枚数が合わなかったり、バランスに迷ったりするものです。この記事では、60枚の内訳を考えるための基本的な枠組みを整理します。
デッキは必ず60枚ちょうど:これが大前提
ポケモンカードのデッキは、60枚ちょうどで構築するのがルールです。59枚でも61枚でも、大会では違反となります。自由なカード選択ができる反面、この枚数制限の中でいかに機能するデッキを作るかが、デッキ構築の面白さでもあります。
また、同じカードは4枚までしか入れることができません(基本エネルギーカードはこの制限の対象外です)。一部カードには別途制限が設けられているものもあるため、カードに書かれたルール表記を確認する習慣をつけておくとよいでしょう。
60枚を4つのカテゴリーで考える
デッキの60枚は、大きく分けて次の4種類で構成されます。
- ポケモンカード:対戦で実際に戦う主役。バトルポケモンやベンチポケモンとして使う
- サポートカード:手札補充や特殊効果など、試合の流れを支える補助カード。1ターンに1枚しか使えない
- グッズカード:ドロー・サーチ・回復など多種多様な効果を持つ。1ターンに何枚でも使える(ものが多い)
- エネルギーカード:ポケモンのわざを使うために必要。基本エネルギーと特殊エネルギーがある
この4種類のバランスをどう取るかが、デッキ構築の核心です。正解は一つではなく、目指す戦術やポケモンの特性によっても変わりますが、目安となる枚数の考え方はあります。
各カテゴリーの枚数の目安
以下はデッキを初めて組むときの参考となる枚数の目安です。実際のデッキはここから試行錯誤して調整するものなので、あくまで出発点として捉えてください。
ポケモンカード(目安:12〜20枚程度)
デッキの主役ですが、入れすぎると手札がポケモンで詰まり、動きが遅くなりがちです。軸となるポケモンを絞り込み、それを動かすための進化ラインをセットで考えるのが基本です。たとえば「2進化のポケモンを使いたい」場合、たねポケモン・1進化・2進化をそれぞれ何枚ずつ入れるかを先に決めてから全体の構成を考えると組みやすくなります。
サポートカード(目安:8〜12枚程度)
サポートは手札を補充したり、デッキを強化する重要な役割を持ちますが、1ターンに1枚しか使えないという制限があります。多すぎると使えないサポートが手札に溜まりやすくなるため、実用的な範囲で選ぶのが一般的な考え方です。手札補充系のサポートを安定した枚数確保しておくと、序盤の動きが安定しやすいとされています。
グッズカード(目安:15〜20枚程度)
グッズはサポートと違い、1ターンに複数枚使えるものが多いため、デッキの「動き出しの速さ」を大きく左右します。特定のカードやポケモンをデッキからサーチしてくるグッズ、エネルギーをポケモンに加速させるグッズなど、役割に合わせて選びます。グッズの構成はデッキの戦術と密接に関わるため、使いたいコンボや動きに合わせて選ぶのがポイントです。
エネルギーカード(目安:10〜15枚程度)
エネルギーカードはわざを使うために欠かせませんが、多すぎると「手貼り(1ターン1枚のエネルギー補充)」が余り、少なすぎるとわざが使えない場面が増えます。デッキで使うポケモンが必要とするエネルギーの色と枚数を確認したうえで、過不足のない枚数を目安として調整するのが基本的な考え方です。
知っておきたいポイント:手貼りルールとエネルギー加速
通常、エネルギーカードは1ターンに1枚しか手貼りできません。しかし、グッズやポケモンの特性でエネルギーを追加する「エネルギー加速」の効果を持つカードを使うと、より素早くわざが使えるようになります。デッキのエネルギー枚数を考えるときは、加速手段の有無も一緒に検討するとバランスが取りやすくなります。
よくある失敗パターンとその回避
初心者がデッキを組むとき、「好きなカードをたくさん入れたい」という気持ちから、ポケモンカードを詰め込みすぎてしまうことがあります。ポケモンが多いとサポートやグッズが足りなくなり、毎ターン安定して動ける確率が下がる傾向があります。
逆に、エネルギーを少なくしすぎてわざが使えない場面も起きやすいです。「ポケモンを動かすための手段(グッズ・サポート)」と「実際に戦うポケモン」のバランスを意識することが、安定したデッキを組む上での基本的な考え方と言えます。
まずはスターターデッキを参考にしよう
デッキ構築の感覚を身につける近道の一つが、公式から販売されているスターターセットやスタートデッキのカード構成を参考にすることです。これらはすでに60枚が整っており、各カテゴリーの枚数バランスが実際のプレイに適した形で組まれています。
まずはそのままのデッキで遊びながら「このカードが手札に来ると動きやすい」「このポケモンをもう1枚増やしたい」という感覚を掴み、少しずつカードを入れ替えていく方法が、多くの人にとって取り組みやすいアプローチとされています。
まとめ:60枚の役割を意識して組み始めよう
デッキ構築は「60枚の中でポケモン・サポート・グッズ・エネルギーのバランスをどう取るか」が出発点です。最初から完璧なデッキを目指す必要はなく、まず動かしてみて、使いにくい部分を少しずつ改善していくのがデッキ構築の楽しさでもあります。ここで紹介した目安の枚数を参考に、自分なりのデッキを組み始めてみてください。
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